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GIDアーカイヴ。SRS(性別適合手術)のこと。

◇SRS(性別適合手術)に関する三つの選択肢。◇

まだ正式ではないものの、私がその大学病院での最初のSRS(性別適合手術)を受けられるかも知れないということになって、その時点で、私には三つの選択肢ができました。

まず一つ目はそのままその病院でSRSを受けること。せっかく今まで通院してきて、先生や看護師さんたちも概ねよくしてくれましたし、母親やパートナーも国内で受ける方を勧めてくれました。しかし、、、どんなに技術のある先生でもSRSの執刀経験はないわけです。つまり、この病院で受けると言うことは、ある程度「人体実験」を意味していました。

二つ目の選択は、M国での手術。ホルモン投与をしてくれてる先生の息子さんが、以前、M国に留学していて、まだそちらにコネがあるので、SRSをコーディネートしてくれるという話があったのです。当然、実際の執刀医は外国の先生ですが、SRSの執刀経験もあるわけですし、日本人の先生もいらっしゃるので、その方ができるだけついててくれるとのことでした。

三つ目の選択は、多くのGID当事者が手術を受けているT国。あちらでは私の友達も何人もSRSを受けていましたし、執刀経験も多い先生でしたので、その辺りは安心できました。さらにお友達のおかげで、その先生が日本で開いた説明会にも私は参加していました。その時に日本人のコーディネーターの方にもお会いしましたが、本当に良い人でしたし、同じアジア人種の手術ということで、手術結果にも定評がありました。

つまり、一つが国内で、二つが外国での手術でした。しかし、外国での手術を受けてしまうと、せっかく今まで通院してきた病院では、「手術後の経過等を診ることはできない」とさりげな〜く言われてしまったので、私は結構悩んでしまいました。もちろん、現在ではそんなことないと思うのですが、当時はそう言われたのです。

そして、私の姉が看護師であることもあり、母親は国内での手術をやはり勧めるので、私の気持ちは国内のその病院での手術に次第に傾いて行きました。確かに三つの選択の中で、金額的には一番高くなることは目に見えていましたが、当時の私はパートナーの言葉をうのみにしてしまっていたのです。つまり、その後の修正手術等も何度も受けられるものだと、私は思い込んでいました。

やがてその病院内でのカンファレンスで正式に私が最初の手術候補になり、しばらくして無事に倫理委員会の審議で手術が行われることが認められました。

そして、私は正式に病院側から質問されました、「SRSをうちで受けますか?」と。

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