photo by ひまわりの小部屋

Boys&Girls

別にいいじゃん 誰が誰を好きになったって

僕は君が好きで 私はあなたが好き ただそれだけのこと

後ろ指なんか刺されたって見えないよ だって前しか見てないもん

「青い空に赤いリンゴ」

「キャッチボール」

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photo by red*butterfly

「青い空に赤いリンゴ」

雨の上がった水曜日、二人はツーリングに出かける 「タンデムなんて乗りたくない」と僕 君はただ微笑んでヘルメットを放り投げた

車庫から転がされる二台のバイク 二人は埃をはらって、腕時計を確かめる

まだ、大丈夫だね

風を受けて、君のバンダナが揺れる 湿った道路に響く車輪の音 冷たいはずの銀色が優しい色に輝く

僕はリュックからリンゴを取り出して君に放り投げる リンゴは青い空に曲線を描いて君の手の中に

君はその細い腰を包んだデニムでリンゴを拭き、 一口だけかじってみる 赤い球体の向うから、 弾けるような君の笑顔がわずかに覗く みずみずしいその音は、 通り過ぎる街の喧騒に消えたりしない 僕は確かにそのHermonyを抱きしめた

君はタイミングを見計らって、リンゴを僕に投げ返す 僕は小さな手で必死に空中のリンゴを捕まえる その心地良い安堵感に、 わずかに僕の肩に感じる君の体温

ああ、目的地はもうすぐだ

忘れたビニールシートなんてどうでもいいさ 君と、僕と、食べかけの赤いリンゴ

photo by So-ra

「キャッチボール」

君と別れる日 キャッチボール いつまでも続けてた

君に投げたボールは ほんの少しだけ 強くなっていた

あともう一回 もう一回だけ 君の気持ちを受けとめたいと思った

優しい夕暮れの中 いつのまにか 白いボールは見えなくなった それが君とのサヨナラだった

いつかまた 君のボールは 誰かに受けとめられるのだろう

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