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Fantasy Side Poems

幻想と現実の狭間で うごめく住人たち

ただの架空の物語にすぎないと ゆめゆめ侮るなかれ

振り向く汝の前に魔物の目が光る時 逃れられない運命の歯車が きしむ音を立ててあざ笑う

剣と魔法の世界へ いざ立ち向かわん

「アンドロメダ」

「イアソン」

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「アンドロメダ」

鎖なんて引きちぎられるのに 自分でそこにいようとするアンドロメダ

彼は何と言っただろう?

待つことだけが精一杯だなんて 君一人が決めたこと 誰も同情なんてしてくれないのに 錆びていく鎖と共に 朽ちていく自分にさりげなく涙を流すだけ 去って行く彼は必ず振り向くと信じている

彼は何と言っただろう?

鎖の重さも忘れてもがきながら 鎖が重いと泣き叫ぶ たった一歩足を踏み出せば良いのに それだけで鎖なんて消えてしまうのに 君は涙で頬を濡らすだけ 空を舞う鳥達に呪いの言葉をかけるだけ 決して星の輝きにさえ目を開こうともしない

たとえ結果が同じでも また別の道を歩き出せば良い また別の誰かを追いかければ良い

その時 君は何と言うだろう?

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「イアソン」

七つの海の果てにある物を探して 冒険者は船に乗り込む

彼女は何と言っただろう?

わずかな布切れを身にまとい 粗末な剣を振りかざして天に誓う 恐れなど無いと自分に言い聞かせ 自分を見つめる目に振り返りもしない

あまたの海を越え、あまたの地を訪れ 命と引き換えに得るのは伝説のかけら やがて傷つき倒れる友の骸を抱き 襲ってくる波の影におびえた末


幻の地に降り立ち 光り輝く金羊毛を手に入れて その楽園を離れることに 惜しむ心にかきむしられる

飽くなき冒険の終焉を迎え 君は何を手にするのだろう 英雄という称号を身にまとい 君を待つ港に降り立つ

彼女は何と言うだろう?

優しい日々の訪れに居心地の悪さ いくつもの錆びた天秤で君は何を計るのだ? 分銅の本当の価値に気付かないまま 君は新しい冒険に旅立つしかないのだ

君は彼女に何と言うだろう?

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